住宅塗装は5回塗り!

こんにちは。

富士宮市富士市のリフォームと外壁塗装専門店🏠
稲葉建築です😊

稲葉建築では外壁塗装を検討中の方にはお見積りの時にお話をするときに、塗装の塗り回数についてお話をします。


↑塗ってます😁

一般的に塗料屋さんなどのパンフレットには下塗り、中塗り、上塗り  など、塗り回数についての項目があります。3回塗りと言われる塗り回数です。

傷んだ外壁の下地を調節する為に下地処理材を一回塗って〔下塗り〕、その後にお客様が選んだ色の塗料を2回塗り、〔中塗り、上塗り〕仕上げて終わり。が一般的と言われる形です。

しかし、長年、外壁塗装や屋根を見ていると、雨、風の痛みがかなり影響しており、素材が痩せてきているようなお宅がほとんどです。

↑屋根を洗ってみると苔や藻が取れ、前回の塗装の時の塗料がかなり剥がれています
↑人気のガルバリウムの屋根です。よくメンテナンスフリーと言われたりしますが、こうなってしまっては、メンテナンスはしないと行けませんね。

↑こちらはモルタル壁のひび割れ。

実はこれ、前回の塗装屋さんが補修と塗装をしてくれたとの事ですが、ひび割れの補修方法が良くなかったようで、浮き出で同じようにひび割れを起こしてしまいました😅

 建物にはそれぞれに経年劣化で起きる症状が異なります。

そこに同じようにどこでも3回塗りで施工すれば良いというものではないのです。

傷んだ傷を治してから、この先痛まないようにその素材に合ったやり方を見つけて丁寧に塗る事がたいせつです。例えば、雨が流れる雨樋。

刷毛やローラーを使って塗りますが、その前に細かい汚れを取る➕目荒らし〔塗料の付きが良くなるように〕でケレンという道具使って軽く擦ります。

ケレン作業が終わったら塗装します。塗装も一回ではなくて塗り重ねる時もありますし、回数も様々。

やり方も様々で吹き付ける時もあります。

状況によって変わります。

全ての建物も人と同じで1つとして同じものはなく、劣化の状況も様々。

確かに3回できちんと壁の痛みが補修も含めてできることもあるかもしれません。しかし出来ない時もあるとおもいます。

大事なのは壁がこの際も10年以上持たせられるかということです。

稲葉建装では、3回塗りではなく、5回塗りが基本です。

それはなぜか?傷んでしまった現状の壁に3回塗り重ねても、傷んでいる壁は塗料をぐんぐんと壁の中に吸い込んでしまい、保護できるほどの厚みがつかない。すなわち、10年はもたないかも?という状況になっていくのです。なので、稲葉建装では下地処理で新たに塗装する塗料が吸い込まないような糊のようなサラサラした下地処理処理材〔シーラー〕を塗ります。

その後は他社さんでもやっている下地処理材〔フィーラー〕を塗装。

よく塗装し始めて、白く壁を塗っているのを見た事があるでしょうか?それがフィーラーと言われるものです。これは、年数で痩せてしまった壁に肉をつけるような役目があり、これで細かな傷や塗料の剥がれなどを埋めたりできます。

稲葉建装では、さらにこのフィーラーをもう一度塗ってきちんとカバーします。

そのからお客様が選んだ塗料を2回塗り重ねていきます。上塗りのを部分です。

これは、だいたいどの塗装屋さんもやっている光景かと思います。

数えてみると稲葉建装は5回塗りになるのです。

〔通常の3回塗装ご希望の場合もありますし、特殊塗料の場合は4回などになる時もあります。〕

大事なのはこの今回の塗装でどんな効果をお客様が望むか?10年、20年先がどうなっていったら良いのか?ということだと思います。

やはり手間暇かけて下準備はどんなことでも大切なのではないかと思います。

料理も勉強も仕事も下積み、コツコツと手間をかけてやる事が、大事ですよね。