シロアリ予防工事行いました!今年は暖冬です。シロアリの発生は早い?
こんにちは。富士 富士宮市の塗装とリフォームのお店 稲葉建装です!!
今年の冬は昨年よりも温かく不安定なお天気が続いていたのではないでしょうか?
通年であればこの寒い2.3月にはお問い合わせが減るシロアリ予防工事。
なのに今年はお問い合わせが何件か・・・。
温暖化が原因?なんだか不安ですね。
いままで通りとはいかないのかもしれませんね。
台風や地震もいままでとは違う状況ですね。
考えられる事に対しての予防が必要な時代なのかもしません。
今回は某シロアリ会社は訪問調査にきたものの調査で終わってしまったとのお話。
修理やシロアリ予防のお見積りはしないで帰って行ったとか、、、、、。
修繕があるとそこからのお話はしないのでしょうか?
お客様は困ってしまいますよね、、、、。
今回は調査後に痛んでしまっている和室とキッチン床の修繕。
侵入経路と思われる自宅に隣接していた小さな倉庫の解体。
床下シロアリ予防工事を行いました。
現状、床下の柱や畳や下地の木材にシリアリ被害の跡が、、。
←この畳にあいている穴はシロアリ侵入後の穴です。
←畳を上げて下地のベニヤを剥がすと基礎等が見えてきます。
←良く見ると下地材などの木材部分もシロアリにやられて痩せています。
←取り外した柱等の木材のアップです
長い間シロアリがいたのでしょう。かなり太い材木がスカスカ状態、、。
通常シロアリが浸入する活動時期は暖かい4月位から11月くらいまでが一般的な時期です。
特に梅雨時の雨上がりのころに羽ありが沢山飛び出してきて症状に気がつくことも有りますが、
その羽ありが全てシロアリとは限りません。
しかし、シロアリが活動する時期は黒アリの活動期でもあり、
黒アリの餌がシロアリになるので近くにシロアリがいる可能性が高いです。
4月~11月頃までの活動期にはシロアリが餌を求めて巣から出てきます。
その時に住宅の基礎のひび割れや換気口や配管の隙間等から住宅内に
侵入していきます。
←基礎のひび割れの隙間から侵入して柱上に蟻の道(蟻道)
を作り室内に侵入しています。シロアリは光を嫌いますので先に通路を
作りその中を進んでいきます。
このような侵入状況は基本的に分かりにくく、お客様ご自身で気かつくことは稀です。
今は新築時にシロアリ工事が義務付けられていますので、その後の5年点検等で
シロアリ予防工事を検討する方が多い様に思います。
5年ごとの施工であるとスパンが短かくて以外と割高な費用となりますし、
また、使用される薬剤の毒性が強めの物が多いです。
そのあたりのお話はまた次回。
←痛んでしまった柱等を取り除き一度基礎周りや床下を綺麗にします。
←その後このようなシリアリ予防薬を散布します。
稲葉建装のシロアリ予防薬は無味無臭で人には害がなく、
シリアリや害虫には効果のあるホウ酸塩エコボロン。
15年耐久で帰化しないので、水に流れない限りは効果発揮してくれる優れモノです!!
床下に散布しますので散布する薬剤によっては、長い間に室内に帰化(気体になり上昇する)する
場合があるとのこと。
するとお年寄りやちいさなお子さんに有毒な成分が室内に、、、、。
安全性の高いエコボロンは帰化しませんので安心です。
作業する職人もほこりなどの対策で簡易マスク付ける程度で、防護マスクなどは付けていません。
シロアリ薬剤は室内床下全体に散布しました。
床下点検口がなく、畳を上げて開口後に侵入方向を確認しながら散布終了。
←シロアリ工事を行いながら大工工事で和室が洋室に、、、。
キッチン下の束も一本傷んでいましたので交換。
キッチンは既存床の上に重ねて床材を貼り込む増し縛り工法で工事しました。
4月に入りますとますます暖かくなってきます。
寒い時期であればシロアリが活動時期でない為に巣に戻っているので
シロアリ駆除の工事をしないで予防のみで済む場合があります。
暖かい活動期であると、シロアリ被害の出ている場合は
シロアリの駆除+被害箇所の修繕+シロアリ予防工事の3点セットで
工事総額も高くなります。
できればシロアリ被害がない状態で、予防をキチンとおこなうことが良いかと思います。
やけに蟻が沢山いる。
畳や柱に小さな穴が複数あいている。
家の基礎周りに黒い蟻道がある。
等の気になる症状があればいつでもお気軽に御相談下さいね。