万野原新田の団地リノベーション工事 その3下地工事・大工工事
富士宮市の塗装とリフォームの相談所
稲葉建装です🏠
万野原新田の団地リノベーション工事には多くの職人さんが関わっています。
大工さん、電気屋さん、水道屋さん、ガス屋さん、サッシ屋さん、設備屋さん、クロス屋さん、塗装屋さん、左官屋さん、カギ屋さん、お掃除屋さん などなど。
その中でも1番多くの作業時間を要するのは大工さんです。解体工事から関わってくれています。
そして、解体してから居住スペースを作るのには下地工事が必要で、ここの部分が一番大変で、リノベーション工事には多くの技術や知恵が必要になる部分ではないかと感じます。
大工さんの役割がとても大きいです。今回のリノベーション工事に関しても、多くの大工さんが毎日汗をカキカキ💦作業してくれています。感謝です😭🙏
有り難いことにどの職人さんもいつもニコニコ優しいし、私が色々しつこく⁈質問したりしても嫌な顔一つせず、答えてくれます😅
昔の大工さんって、てやんでぃ!😠って感じの大工さんのイメージが強いですが、今はそんなこともなく、特に稲葉建装の職人さんはどの職種のかたも優しい🤗
すみません😩
話がそれました😭
今回は下地工事のお話。
リノベーションやリフォーム工事の最初の段階で解体工事をします。
そのあとすぐに新しいキッチンをつけたり、クロスを貼れるわけではないのです。
壁や天井などが段差になっていたり、
クロスが貼れない壁だったり‥。
そのような時にはそれを解消するための下地工事が必要になります。
今回は残す和室以外はフローリングを貼りますので、段差があるのはいけません。
なので、段差をなくすための下地の工事が必要。↑床は下地の野地板などをいれてから、その上にコンパネを張り込んで行きます。その後にフローリングを貼って行きます。
天井と壁も、下地工事をします。
この建物はRC構造〔鉄骨とモルタルで躯体を作っている建物〕のため、木造とは違います。下地工事もクロスなどを張りたい場合、直接クロスが貼れない場合などは木造であればプラスターボード〔クロスを貼るための薄い下地用のボード〕を下地の木にむかって、打ち込んではり、その後にクロスを貼ることができます。
しかし、RC構造の場合、下地が木造ではないので、簡単にプラスターボードが貼れない。クロスを直接貼ることもできるが凹凸が出てしまったり、雨漏りや湿気が多い場所では後々カビや剥がれの発生の可能性が高い。
団地リノベーションの場合は手間も時間もかかるので、現状の壁や天井などは大掛かりには手を加えずに見切りなどの凹凸をそのままだして、塗装などで済ませてしまう形が一般的のようです。しかし、今回は壁も天井も綺麗にクロスを貼りますので、下地工事がきちんと必要になります。
壁がモルタルで作ってあるのですが、きちんとまっすぐになっていないので、それを調節しながらクロスを張れるように平らに壁の下地を作っていくので、場所場所で全て下地の高さを変えたりして、本当に大工さん達が頑張ってくれていました😭↑まずは、天井のボードを貼るための下地枠を作ります。↑キッチンをとった天井と和室の天井では高さが違うのでそれを調節しながら平らになるように下地を作ります。上向っぱなしで大工さん大変だっただろうなぁ〜😱
↑天井下地の枠組完成
↓壁の下地も作ります。
↑壁の下地は横に既存の見切りが入っていて外せないので、上下で分けて下地づくり。既存の壁がモルタル壁で波打っているので、高さが違う。それをうまく平らになるように下地の厚さをみんな変えて下地作ってくれました。
工事が終わってしまえば見えなくなってしまう工事ですが、この下地工事がなければ綺麗な仕上げ工事はないのですから、有り難い😭
↑こちらは和室の下地工事。
↑こちらはトイレの下地工事。見にくいですが、奥にある排水パイプが以前はそのままでていたので、見栄えもあまり良くないので、隠してもらいました。
↑キッチン取り付けるための下地工事。タイルの部分は上にキッチンパネルがつくので、そのままですが、解体した吊り戸棚の付いていた場所や排水パイプなどの部分は隠してキッチンがつけられる状態にします。
工事が終われば見えないけれどとても大事な下地工事です。
方法は色々あると思いますが、お客様の希望を形にできるように大工さんたちが色々と頑張ってくれました。
次回は床のフローリングや枠のお話。